ウィーン菓子工房 リリエンベルグとは
今回ご紹介するケーキ屋さんは、新百合ヶ丘にあるメルヘンな雰囲気が人気のケーキ店【ウィーン菓子工房 リリエンベルグ】です。リリエンベルクは、NHKの『プロフェッショナル仕事の流儀』やマンガ『美味しんぼ』で紹介されるほどの人気店です。
概要と魅力
- 創業1988年、地元に愛され続ける本格ウィーン菓子専門店。店名「Lilienberg」はドイツ語で“百合の丘”という意味です。
- オーナーシェフ・横溝春雄さんはデメルなど欧州の名店で修業を重ね帰国後、新宿中村屋などを経てここで独立。東京都洋菓子協会副会長を務めています。
人気メニューと評判
- 定番は「ザッハトルテ」。シェフ自慢のチョコケーキです。
- 焼き菓子(フロランタン、ダックワーズ、パウンドケーキなど)は神奈川No.1とも評され、240円台〜と手頃な価格で販売されています。
- 季節のフルーツパイやモンブランなど人気のケーキが多数あり、行列ができる人気店です。

おすすめポイント
- メルヘン&自然派の雰囲気:ラピュタ風の建物や緑に囲まれた外観が特徴です。
- できたてへのこだわり:シェフの「鮮度重視」「手作りの温かさ」を大切にする姿勢が製品にも表れており、1日1500個以上も菓子制作されることもあるそうです。
- リーズナブル&クオリティが高い:ケーキ400円前後~、焼菓子240円〜あります。味も接客も高評価のお店です。
- 土日は特に行列のできる人気店:人気店ゆえ、週末はケーキセット及び一種のみ(2ケ~)の購入に制限されています。平日も、閉店ぎりぎりまでお客さんが絶えません。
今回は、実際にリリエンベルグのザッハトルテを食べた感想を、写真付きでご紹介します。
実際に購入!開封から期待が高まるビジュアル

オーナーパティシエ横溝氏ががヨーロッパで修行されていたときの、ウィーンの老舗でつくられていたレシピを忠実に再現し、さらに日本人好みの軽やかな口当たりになるようにアレンジを加えたのがこちらの「ザッハトルテ」。重くずっしりとしたチョコレート菓子のイメージですが、独自のテクニックで口当たりを軽く、甘みを強く感じさせない様に作られています。
お値段:650円(生クリーム付き)


まず驚いたのは、箱を開けた瞬間の高級感。
しっかりとしたパッケージに包まれたザッハトルテは、ツヤのあるチョコレートコーティングが美しく、目でも楽しめます。
生クリームは別添えなので、自分でトッピングしました。

一口目で感じた、圧倒的なチョコレートの深み。外側のチョコレートコーティングはしっかりと硬さがあり、中のチョコスポンジはしっとりとしていて、まろやかな甘みが広がります。甘さがしっかりと感じられつつも、これほど軽やかな食感はなかなか出せないもの。
甘すぎず、カカオの風味がしっかり立っていて、大人の味わいです。

「重たいだけのケーキ」ではなく、最後まで飽きずに食べられる工夫が光ります。
背面のチョコレートが、なんというか変わった味で、外国のチョコレートという感じがしました。スポンジやクリームが甘さ控えめな分、外側のチョコレートの独特な味わいがたまりません。

紅茶・コーヒーとの相性も抜群
このザッハトルテは、飲み物との相性がとても良いです。
筆者はホットコーヒーと一緒にいただきましたが、濃厚な甘さを上品に引き立ててくれました。
コーヒー派の方なら、深煎りのブラックコーヒーがおすすめです。紅茶がお好きな方はアッサムティーなどが合いそうです。
アクセス・営業情報
- 住所:川崎市麻生区上麻生4-18-17。
- アクセス:
- 小田急線・新百合ヶ丘駅から徒歩約15分
- またはバス(山口台中央下車すぐ)
- 営業時間:水~日 10:00~17:00。
- 定休日:月・火(祝日も休業)
- 駐車場:11台あり、週末は満車になることもあります
- テイクアウトのみ。
購入方法
リリエンベルグの店舗での購入がおすすめですが、事前予約が必要な場合もあるため、公式サイトをチェックしてから訪問すると安心です。平日・午前中がおすすめ、週末は行列覚悟が必要です。
まとめ|リリエンベルグのザッハトルテは「特別なご褒美」にぴったり
リリエンベルグのザッハトルテは「本格派チョコレートケーキを楽しみたい」という方に全力でおすすめできる逸品です。独特なのにくどくない洗練された味わいは、まさに“特別な日に食べたいケーキ”で、贈り物にも、自分へのご褒美にもぴったりなスイーツです。
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