
ローストビーフは、豪華で贅沢なお肉料理の一つですよね。おうちでローストビーフが作れたらいいなあ、と誰もが一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
「生焼けになりそう」「火が通りすぎたらどうしよう」と、ローストビーフ作りはハードルが高いと思っていましたが、スチームオーブンレンジを使えばおうちでも簡単な手順でローストビーフを作ることができます。
今回は、「クイックローストビーフ」と「ローストビーフ」の2種類のスチームオーブンレンジBISTRO公式レシピでそれぞれローストビーフを作ったところ、火が通りすぎるという結果に。失敗した原因と対策についてまとめました。
クイック・ローストビーフの作り方
牛もも肉の固まりを使用しました。
塩コショウとニンニクをすり込んで30分寝かせます。

ローストビーフのレシピ【弱】で10分加熱しました。
グリル皿にのせて加熱後、すぐにアルミホイルに包んで庫外で蒸らします。
実食
粗熱が取れたら切り分けます。表面はよく焼けていて火が通り過ぎたかと思いましたが、中身はぎりぎりピンク色が残るくらいの火加減でした。

端っこはほぼ完全に火が通っているところもありました。中央部分も、レアというよりはぎりぎりミディアムレアという感じでしょうか。表面はしっかりと焼けていて固めですが、中央は柔らかな仕上がりです。
ローストビーフのレシピで大失敗
こちらは、通常の「ローストビーフの」レシピで作ってみました。
塩コショウ・にんにくのすりおろし、サラダオイルを擦りこんで30分寝かせます。

角皿にのせて250℃で予熱します。
下段に入れ25分加熱しました。(レシピでは25~35分となっています)


表面は焼き色がしっかりついています。
よく焼けている・・・?心配しながらも、アルミホイルに包み、15分おいて蒸らしました。
(レシピでは蒸らし時間15~20分です)
荒熱がとれるのを待ち、おそるおそるカットしたところ完全に火が入りすぎていました。


こどもたち「これローストビーフじゃないね。」とばっさり一言。
見事に焼きすぎです。
失敗した原因と対策
どちらも、一般的なローストビーフと比較して焼きすぎてしまうという結果になりました。特に、「ローストビーフ」のレシピで作ったものは、外側の焼き加減はよいのですが、中まで火が入りすぎてしまい、ローストビーフの特徴であるレア感がありませんでした。
失敗しないための工夫① クイック・ローストビーフのレシピは「弱」
ビストロのおまかせ調理では、仕上がり加減を選択することができます。今回、「クイック・ローストビーフ」で「弱」を選択しましたが、しっかりと中まで加熱されていました。通常モードで調理したところ火が入りすぎてしまう可能性があるため、仕上がり調整を「弱」にし、足りなかったら追加加熱することをおすすめします。
失敗点② お肉の大きさを確認していなかった
公式レシピで分量を再確認したところ、「ローストビーフ」のレシピでは、牛ロース肉または牛もも肉(固まり)800g、「クイック・ローストビーフ」のレシピでは牛もも肉の固まり200g、と記載されていました。今回使用したのは両方とも牛もも肉の固まりでしたが、特に、「ローストビーフ」のレシピではお肉の大きさが足りていませんでした。(500gくらいのお肉で作りました)
お肉の部位や大きさに合わせて、「ローストビーフ」か「クイック・ローストビーフ」どちらのレシピにするか考えて選ぶことが大切です。
まとめ
今回は、スチームオーブンレンジビストロの2種類のレシピでローストビーフを作ってみました。
一見難しそうなローストビーフも、ビストロの自動調理機能で簡単に作ることがきました。焼いている間の裏返す作業がなく、スチームオーブンレンジにおまかせできるので、時短レシピです。忙しくて時間がない方やお料理が苦手な初心者の方にもおすすめです。
失敗しないポイントは①仕上がり調整を「弱」にすること、②お肉の種類と大きさによって「ローストビーフ」か「クイック・ローストビーフ」のレシピを選ぶこと、の2点です。うまくいかない方はぜひ試してみてください。
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